肝心の天使がなかなか登場して来なくて、ちょっとダレ始めたかなと思った頃、8000ドル紛失からの主人公の感情の振り幅がスゴい。そこまではあまり感じなかったジェームズ・スチュワートのキャラクターと演技が爆発します。落としといて持ち上げて感動。完璧です。アメリカの良心と言われるだけあって「スミス都へ行く」でも純粋で応援したくなる青年を演じましたね。良い意味で、今だったら日本の若手俳優でもリメイクしやすそうなキャラ、つまりとても現代的で共感しやすいキャラクターです。そして、「クリスマスには是非これ運動」を起こすべき、一人でも多くの人に見ていただきたい、素晴らしい作品です。