作品データ
作品名:アベンジャーズ ( Marvel's The Avengers )
公開年:2012年
監督・脚本:ジョス・ウェドン
原作:スタン・リー、ジャック・カービー『 アベンジャーズ 』
出演:
- ロバート・ダウニー・Jr
- クリス・エヴァンス
- マーク・ラファロ
- クリストファー・ヘムズワース
- スカーレット・ヨハンソン
- ジェレミー・レナー
上演時間:143分
製作国:アメリカ
ジャンル:アクション・アドベンチャー・SF
画像出典:TMDb(The Movie Database)
今回で3回目。
今年12月に公開される『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に向けて、今月は『エンドゲーム』も再上映される。
というわけで、ちょっと復習しておこうかな、と。
それにしても……
みんな若い!🤣
2012年の映画だから、もう14年前。
今ではすっかりお馴染みになったアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、ホークアイ。
でも、今この映画を観ると、なんだか不思議な気持ちになる。
この6人が「最初の6人」なんだ。
その後、仲間も敵も増え、世界は広がり、宇宙へ行き、時間までさかのぼることになる。
そんな壮大なシリーズの始まりが、この映画だ。
最初からチームだったわけじゃない
最初から6人が熱く、集合して、
「よし! みんなで地球を守ろう!」
なんてことにはならない。
むしろ、全然まとまらない。
フューリーの「アベンジャーズ計画」。
でも、本人たちは別に乗り気ではない。どころか、不信感を捨てきれない。
アイアンマンとキャプテン・アメリカは、最初からバチバチ。
ソーには自分の目的があり、ハルクはそもそも人と関わりたくなさそうだ。
それぞれ事情も考え方も違う。
だから、最初の彼らは「アベンジャーズ」というより、
なんとなく集められた、すごい人たち。
そんな感じ。
ところが、ニューヨークにチタウリの大群が攻めてきたことで、空気が変わる。
6人が揃い、キャプテン・アメリカが指示を出す。
「こっちは任せる」
「お前はあっちへ」
それぞれが、その指示に従って動き始める。
バラバラだった6人が、初めてひとつのチームとして機能する瞬間だ。
しかも、全員が同じ戦い方をするわけではない。
キャプテンは全体を見て指示を出す。
アイアンマンは空を飛ぶ。
ハルクは……まあ、とにかく暴れる。
ソーは雷を落とす。
ブラック・ウィドウとホークアイは、それぞれの能力で戦う。
みんな違うからこそ、チームとして強い。
ここで初めて、「アベンジャーズ」という名前に中身が生まれたように感じる。
やっぱり、キャプテン・アメリカがリーダー
改めて観ると、キャプテン・アメリカの存在は大きい。
彼は、みんなを自分と同じように動かそうとはしない。
それぞれの能力を見極め、適切な場所に配置する。
つまり、
自分が一番強いからリーダーなのではなく、みんなを動かせるからリーダーなんだ。
後の『エンドゲーム』では、
「Avengers, assemble!」
という、あの痺れる瞬間が訪れる。
そのことを知っているからこそ、この最初の戦いでキャプテンが6人を動かす姿を見ると、感慨深い。
ここから始まったんだな、と。
そして、やっぱりトニーがカッコいい
ニューヨークの戦いで、トニーが核ミサイルを抱えてワームホールへ飛んでいく場面。
ここは何度観てもカッコいい。
状況を見て、
「これをあそこへ持っていくしかない」
と判断し、すぐに行動する。
この判断と行動の速さが、トニーの魅力だ。
しかも、その最中にペッパーへ電話する。
これがまたいい。
普通なら、ここで少し映画が止まりそうなものなのに、止まらない。
あのスピード感の中に、エモさまで入ってくる。
「死ぬかもしれない」という状況でも、トニーは最後までトニーなんだ。
速い。
カッコいい。
そして、ちょっと泣ける。
この三つが同時に来るから、たまらない。
ほんと、天才。
今観ると、別の映画にも見えてくる
初めて観た時は、チタウリも、
「え? 何これ? 突然、宇宙人の敵が出てきたんだけど?」
くらいだったと思う。
でも今は、そうは見えない。
アイアンマン、ソー、キャプテン・アメリカ。それぞれの物語を積み重ねた先に、宇宙へつながる物語が始まっている。
これぞMCU。
最初は地上のヒーロー映画だったはずなのに、ここから世界は宇宙へ広がっていく。
そして、あのロキも重要だ。
この頃はまだ、「ソーの弟で、今回の敵」という存在に見える。
でも、その後の物語を知っていると、
「この人、ここからものすごいことになるんだよな……」
となる。
変異体だの、時間軸だの、マルチバースだの。
もう、話がどこまで行くんだよ!🤣
そう思うと、今回の再見は単なる復習ではなく、
MCUの最初の頃をもう一度眺める時間
だったのかもしれない。
6人が集まったのではなく、6人が「アベンジャーズ」になった
この映画の面白さは、
「6人のスーパーヒーローが集結した!」
ということだけではない。
別々だった6人が、戦いを通して、
「こいつと一緒に戦う」
という関係を築いていくことにある。
フューリーが作ろうとした「アベンジャーズ」は、最初から完成していたわけではない。
本人たちも、そんなつもりではなかった。
なんとなく集まって。
一緒に戦って。
気がついたら、
アベンジャーズになっちゃった。
でも、その「なんとなく」が、ひとまず地球を救った。
この6人から始まった物語が、その後どこまで広がっていくのか。
それを知っている今だからこそ、最初の『アベンジャーズ』を観ると、胸が熱くなる。
📚 映画図書館の一冊
棚「 アベンジャーズ 」
この棚の本
- 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
- 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
- 『アベンジャーズ/エンドゲーム』
映画は、最初の一歩が、その先のとんでもない物語につながっていく瞬間を見せてくれる。
そんな一本に出会えたなら、私はこの図書館に並べていきたい。
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